常務執行役員 営業本部長

石原 慎也

株式会社工事センター

プロフィール

工事センター 常務執行役員。19歳で入社し、2026年で勤続40年。現場作業員からキャリアをスタートし、現在は経営の中枢を担う。先代、そして現社長を最も近くで見てきたエキスパート的存在であり、その冷静な視座と熱い使命感で、会社の未来を切り拓く。

早速ですが、40年のキャリアのスタートについてお伺いさせてください。
また、当時の会社の雰囲気はどのようなものだったのでしょうか?

入社当時は19歳で、現場の作業員としてスタートしました。エアコンの取り付けや取り外しを行うのが主な仕事でしたね。
正直、入社したての頃は、先輩たちが『ザ・職人』のような強面の人ばかりで「ちょっと違うところに来てしまったかな」と驚いたのを覚えています(笑)。しかし、いざ一緒に仕事をしてみると、見た目とは裏腹に本当に優しく、丁寧に仕事を教えてくれる人ばかりでした。
お客様のお宅に上がって作業をする仕事なので、根は明るく、コミュニケーション能力の高い人たちが多かったですね。すぐに溶け込むことができました。

先代社長と現社長、お二人を最も近くで見てこられたと思いますが、
経営者としてそれぞれの強みはどこにあると感じますか?

先代の社長は、一言でいうと「カリスマ」でした。私を面接し、入社させてくれました。
当時はもう雲の上の存在。とにかく怖くて、褒められた記憶はほとんどありません(笑)。常に冷静で、業績については厳しく指導を受けました。その厳しい指導があったからこそ、会社も私自身も成長できたのだと、今では感謝しています。

一方、現社長は、とにかく「社交的」で、社外に広い人的ネットワークを持っていることが最大の強みです。常に外の世界にアンテナを張り、新しい情報やアイデアを会社に持ち込んでくれる。その柔軟な発想が、会社の新たなチャレンジに繋がっています。面白いことに、最近、現社長が社員を指導している姿が、ふと先代の社長と重なって見える瞬間があるんです。先代と現社長のスタイルは違いますが、やはり深い部分で同じ志や意思の強さを感じます。

新体制へ移行する中で、常務ご自身の役割を
どのように考えていらっしゃいますか?

私が最も重要だと考えているのは、社長が打ち出した方針やビジョンを、歪めることなく、組織の隅々まで浸透させることです。経営層の中で考えに少しでもズレがある状態のまま進むと、その影響は必ず現場に及び、社員を混乱させてしまいます。
会社の向かうべき方向について、時には経営層で熱く議論を交わすこともあります。しかし最終的に決まった方針に対しては、自分自身が誰よりも深く理解し、率先して行動で示す。その姿勢を崩さないことが、組織を一枚岩にする上で最も重要な私の役割だと考えています。

40年間、この仕事を続けてこられた
「やりがい」や「魅力」の源泉は何でしょうか?

今年の夏、改めて痛感したのですが、私たちの仕事は「ライフラインを支えている」という大きな使命感に尽きると思います。
現代において、エアコンは水や電気、ガスと同じレベルの必需品です。特に猛暑の中、エアコンが壊れて困っているお客様のもとへ駆けつけ、無事に交換(設置)を終えた時「ありがとう」という言葉の重みが違います。
「人々の命に関わる仕事をしているんだ」という責任感と誇りが、この仕事を続ける何よりのモチベーションになっています。

また、社内の風土として、新しいことへの「チャレンジ」を歓迎する文化があることも大きな魅力です。私自身、ITに強いわけではありませんが、新しいことには積極的に挑戦したいと考えています。
毎年、全社員からアイデアを募って翌年のスローガンを決めるなど、会社全体で変化を楽しもうという姿勢があります。この前向きなエネルギーが、会社の成長を支えているのだと思います。

最後に、これから工事センターの仲間になるかもしれない皆さんへ、
メッセージをお願いします。

私たちの会社は、決して最先端のIT企業ではありません。むしろ、まだまだアナログな部分も多い。
しかし、だからこそ、これからの会社を自分たちの手で創っていく面白さがあります。特に今、会社はBtoBだけでなく、BtoC、つまり直接お客様と繋がるビジネスの拡大にも乗り出しています。これは、私たちにとって更なる飛躍の機会です。

最も大きなリスクは、現状維持に甘んじること
私たちは、常に変化し、挑戦し続ける組織でありたいと考えています。そのために今、一番必要としているのは、次世代を担う新しい力です。
人柄ややる気を重視し、若くても抜擢する文化があります。失敗を恐れず、私たちと一緒に未来を切り拓いていきたい。そんな熱い想いを持った方と出会えることを、心から楽しみにしています。